子育てと店長を両立するロールモデルになりたい!

従業員インタビュー

大宮宮原イトーヨーカ堂店
店舗責任者 Y.Uさん

子育てと店長を両立するロールモデルになりたい!

高校卒業後、フランチャイズのマクドナルドにてフリーターとして勤務していました。二十歳の時に大好きな子供服の会社に就職しましたが、マクドナルドの仕事も大好きで辞めたくなかったので、自宅近くの直営店舗で働くことにして2年間ダブルワークをしていました。その後マクドナルドの店舗が直営から山全フーズの傘下に入ることとなり、「マクドナルドで正社員として働きたい!」という思いが高まり、入社のためのチャレンジマッチを受けて合格したのが山全フーズとのご縁の始まりでした。

私がこの会社に入って良かったと思うのは、巡り合う上司がどの方も魅力的で優しく面倒見が良いという点です。みなさん本当に良い人たちばかり。心から寄り添ってくださり様々な場面で助けていただけるので、「私も上司のような関わりができる人間になりたい!」と自然と思うようになっていきました。とは言え、入社時の私ときたら無愛想そのもので、あるスタッフからは「鉄仮面」と呼ばれるほどでした(笑)。スタッフ同士のコミュニケーションはそこそこできたもののお客様の接客は不向きで、「鉄仮面」と言われたことは自分でも納得でした。接客についてはその後も努力はしたのですが、思うようにお客さまと向き合えない日々が続いていました。そんな中、大宮バイパス三橋店に異動になって高橋秀輔店長(現SV)と出会ったことで私の仕事への向き合い方が大きく変わるようになったんです。

高橋店長はとても優しくて良い方なんです。いつも気にかけてくださり根気よく関わってくださいます。そして高橋店長は良い人だからこそ思考が表情に出やすいんです。その表情を見て「あ、今のはOKなんだな」とか「あ、あれはまずかったんだな」というのがよくわかるんですよね。自分で自分を客観視することはとても難しいので、自分の仕事への向き合い方についてわかりやすく伝えてくださることは有り難かったです。また、私に伝えにくいことでも面と向かって話をしてくださり、「良いことは良い」「ダメなところはダメ」と理解できるように話してくださいました。そんな風に様々な角度から高橋店長にサポートいただき、クルーとの関わり・お客さまとの関わりの本質を学びながら徐々に接客そのものを楽しめるようになりました。高橋店長に出会っていなかったら私はもしかしたらずっと「鉄仮面」のままだったかもしれません(笑)。

山全フーズは女性店長が多く女性が元気な職場です。それを実現するために社長をはじめ経営陣の皆さんがスタッフの働きやすい環境について考えてくれてるので、とても有難いと思っています。私が産休後間も無く職場復帰する際も働きやすい店舗に異動させていただくなど柔軟に対応いただいたり、同時に店舗責任者を任せていただきました。1歳に満たない子がいるのに流石に店舗責任者は難しいのでは?という葛藤もありました。でもそんな時に助けてくれたのは当時SVになられていた高橋さんとスタッフのみなさんでした。様々な葛藤やハードルがありましたが、みなさんが私を信用してサポート下さったことでここまで頑張ることができたのだと思っています。「子供がいても店長になれるというロールモデルになりたい!」これは私の今の目標です。山全フーズへの更なる貢献や恩返しの意味も込めて、子育てをしている人が店長の仕事を両立できることを証明していきたいです。

これまで10年間山全フーズで働いてきて改めて大切にしたいと思うのは、「全ての人に誠実に」という考えです。マネジャーになったばかりの時は「全ての人に平等に」と思っていました。でも「平等というのは一見正義のように見えて違うのでは?」という疑問が、仕事をすればするほど感じることでした。平等ではなく目の前の人にまっすぐに誠実に一人一人に向き合うことが大切だと思っています。私自身、実は今でも「店舗責任者に不向きなのでは?」「接客が不向きなのでは?」と思うことがあります。でも「やる」と決めた自分に対しても誠実に向き合い続け、「子供がいても店長になれるというロールモデルになりたい!」という目標へ向かって今後も前進していきたいと考えています。

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